【親の介護】~それぞれの世代の価値観を埋める方法

コラム

男性の平均寿命81.6歳・女性の平均寿命87.7歳

昭和6年生まれの母親は、今年で91歳になりました。まだ健在です。

平均寿命は、男性が81.6歳、女性が87.7歳ということで、女性の平均寿命を超えることができました。

健康寿命は、男性は70.4歳、女性は73.6歳ということですが、90歳まで杖なし歩行できていました。

平均寿命より、健康寿命の方が大事だと思います。

私の母親は、80歳まで仕事をしていました。スーパー銭湯で働いていました。

仕事の後、温泉に入ってくるのが楽しみでした。健康であったと思います。

退職後、介護認定の申請をすることにしました。

ここがポイント‼

《体が動くときに申請すると、経歴が残って進行具合が調査しやすいと思います。》

介護認定の申請って何?

介護サービスを受けるために、介護認定を受けます。要支援・要介護とか非該当の判定があります。

まず市町村に介護認定の申請をします。そうすると後日、市町村からの介護調査を受けられます。

※かかりつけの医師の心身状況についての意見書も必要になります。

介護調査の後…市町村が要介護度を決定します。

厚生労働省のリンクを貼っておきますね。

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調査結果をコンピューターにかけて、要介護度の判定をするそうです。

介護認定を受けていないと、介護サービスが受けられません。

認定は…要支援1・2→要介護1・2・3・4・5の7段階があります。

私の母親は、3年ほど要支援0(非該当)でした。まだまだ、必要ないという感じでしょうか。

ようやく要支援1を認定していただき、週1回のデイサービスの利用を開始しました。

週に一度でも、同年代の中で過ごすことが、健康寿命を延ばすのに有効であると思います。

調子良く利用していましたが、88歳の時に転倒骨折入院をすることになってしまいました。

3ヶ月で退院出来ましたが、その時には要介護3になっていました。

ここがポイント‼

《介護保険は支払うだけでなく、要介護認定を受けている人は利用できます。》

紙パンツを導入することって、かなり難しいと思います。

入院中に紙オムツをしていました。その流れを引継ぎ、自宅でも紙パンツを利用しました。

親に紙パンツの利用をしてもらうのは、かなり難しいと思います。

我が家でも導入タイミングを考えていましたが、タイミングを逃すことなく導入できました。

本人にも、ストレスを与えずに…。しかし、ここから、徐々に衰えていくと思いました。

最終目的地を考えている、近所の特別養護老人ホームでデイサービスを開始しました。

これは、近所の特別養護老人ホームのデイサービス利用で実績を持とことで、

最後は、そちらの特別養護老人ホーム入居でお世話になり、ゆっくり暮らしてもらうためです。

ここがポイント‼

《介護で大事なことは、本人のやる機会を取ってしまわない事。自分でやってもらうこと。》

90歳まで…自宅で暮らせて、良かったと思う。

90歳で、転倒し骨折し入院しました。退院後は、さすがに日常生活が厳しくなりました。

通いのデイサービスも厳しくなり、そちらの特別養護老人ホームにお世話になることにしました。

面会に行った時も、機嫌良く生活している様子でした。

自宅で最期をと考えている高齢者も多いと思います。しかし、実際はかなり難しいと思います。

我が家の場合、90歳まで自宅で生活させてあげることが出来て、責任は果たせたと思います。

いろいろな家庭の考えがあるとは思いますが、28年の同居生活でしたので満足しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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