【自動車税・軽自動車税】~課税タイミングを理解して経費削減する方法

コラム

自動車税・軽自動車税とは

自動車は購入後には、さまざまな維持費がかかります。

ガソリン代駐車場代税金保険料などがあります。

自動車の税金も含めた維持費も考えたうえで、自動車の所有を考えていただきたいと思います。

自動車税・軽自動車税は、4月1日現在で登録されている自動車の所有者又は使用者の方に対して課税されます。

5月上旬ごろに納税通知書が送付されます。

納付期限は5月31日になります。

自動車税の場合は都道府県税事務所に、軽自動車税の場合は市区町村の納税課が管轄になります。

納付期限を過ぎると延滞金がかかります。

納付期限の翌日から1か月以内に納税した場合は年7.3%それ以降は年14.6%の延滞金がかかります。

自動車税の金額

自動車税の金額は、新車登録をした年月と経過した期間により異なります。

新規登録から13年経過したガソリン車とLPガス車は、税額が約15%増加します。

ただし電気自動車(EV)やハイブリッド車などのエコカーは対象外になります。

ディーゼル車は11年で税率が重くなるため、新車登録から10年を超えたら注意が必要です。

排気量1,000cc以下

2019年9月30日以前の新車登録…29,500円

2019年10月1日以降の新車登録…25,000円

新車登録から13年以上…約33,900円

排気量1,001〜1,500cc

2019年9月30日以前の新車登録…34,500円

2019年10月1日以降の新車登録…30,500円

新車登録から13年以上…約39,600円

排気量1,501〜2,000cc

2019年9月30日以前の新車登録…39,500円

2019年10月1日以降の新車登録…36,000円

新車登録から13年以上…約45,400円

排気量2,001〜2,500cc

2019年9月30日以前の新車登録…45,000円

2019年10月1日以降の新車登録…43,500円

新車登録から13年以上…約51,700円

排気量2,501〜3,000cc

2019年9月30日以前の新車登録…51,000円

2019年10月1日以降の新車登録…50,000円

新車登録から13年以上…約58,600円

排気量3,001〜3,500cc

2019年9月30日以前の新車登録…58,000円

2019年10月1日以降の新車登録…57,000円

新車登録から13年以上…約66,700円

排気量3,501〜4,000cc

2019年9月30日以前の新車登録…66,500円

2019年10月1日以降の新車登録…65,500円

新車登録から13年以上…約76,400円

排気量4,001〜4,500cc

2019年9月30日以前の新車登録…76,500円

2019年10月1日以降の新車登録…75,500円

新車登録から13年以上…約87,900円

排気量4,501〜6,000cc

2019年9月30日以前の新車登録…88,000円

2019年10月1日以降の新車登録…87,000円

新車登録から13年以上…約101,200円

排気量6,001cc〜

2019年9月30日以前の新車登録…111,000円

2019年10月1日以降の新車登録…110,000円

新車登録から13年以上…約127,600円

軽自動車(排気量660㏄)自動車税の金額

軽自動車は、新車登録をした年月により税額が異なります。

軽自動車も同様に、新車登録から13年経過した車は税額が上がります。

新車登録2015年3月31日以前

新車登録から13年未満…7,200円

新車登録から13年以上…12,900円

新車登録2015年4月1日以降

新車登録から13年未満…10,800円

新車登録から13年以上…12,900円

特例措置(自動車税のグリーン化)

排出ガス及び燃費性能に優れた低公害車に対して自動車税の税率を軽減されます。

新車新規登録から一定年数以上を経過した自動車に対しては税率を重課されます。

軽課

電気自動車(燃料電池自動車を含む)、CNG自動車、メタノール自動車、 新☆☆☆☆かつ燃費基準+5%達成車…概ね50%軽減

新☆☆☆☆かつ燃費基準達成車および新☆☆☆かつ燃費基準+5%達成車…概ね25%軽減

※新☆☆☆☆:平成17年基準値より、有害物質を75%以上低減させた低排出ガス車

※新☆☆☆:平成17年基準値より、有害物質を50%以上低減させた低排出ガス車

※燃費基準:2010年燃費基準を満たす自動車

※燃費基準+5%:2010年燃費 基準より5%以上燃 費性能の良い自動車

重課

車齢11年超ディーゼル車、車齢13年超ガソリン車…概ね10%重課

※新車新規登録から車齢11年あるいは車齢13年を超える場合は平成17年度以降引き続き重課

まとめ

我が家は、16年目の軽自動車11年目の1,500㏄8年目の1,000㏄の3台所有しています。

所有自家用車も高齢化しており、今後のことを考えていくタイミングになっています。

16年目の軽自動車は、軽トラ代わりの貨物用です。

最近は使用機会も少なくなり、バッテリーの不具合を頻発しています。

長年お世話になった軽自動車ですが、3月31日の課税期限を前に手放す決心をしました。

所有車を維持していくことは、大変厳しいことです。

高齢車両やガソリン車を排除する時代の流れになっています。

2035年以降は、ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車・燃料電池車・EV電気自動しか売れなくなります。

2050年には、ガソリン車が世の中から消えてしまいます。悲しいですね。

ここがポイント‼

《みなさんにも課税タイミングを理解して、余分な税金を払わないことをおすすめします。》

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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