つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、2018年1月からスタートし資産運用の方法で、専用の口座を使って購入した投資信託の運用益・分配金などが20年間非課税になる制度です。
つみたてNISAでは、定期の積立投資のみ投資可能です。金融機関によって取扱商品が違いますので口座開設の時には注意が必要になります。
つみたでNISAの商品は、金融庁が長期・積立・分散の投資に適していると判断した投資信託が対象となります。
2024年1月より、新制度のNISAが施行されます。現行つみたてNISAは、あと11か月になります。
施行前には、制度説明させていただこうと思っています。
つみたてNISAのメリット
①20年間は運用益・分配金が非課税…つみたてNISAは運用益・分配金が最長20年間非課税となります。通常の投資で利益を得た場合は、運用益・分配金に対して約20%の税金がかかります。つみたてNISAでは20年間税金がかかりません。そのため、資金効率が良くなるため有利に資産運用できます。
②少額から始められる…毎月の積立額を少額から投資を始められるのもつみたてNISAの特徴です。年間40万円(月約33,333円)の範囲であれば、生活に負担をかけない範囲で長期的な資産形成ができます。
③積立型なのタイミングを考えなくていい…みたてNISAは積立の投資方法のみが認められています。買いのタイミングを見極めることはプロでも難しいとされています。つみたてNISAの場合は設定した間隔で自動的に買い付けるので買いのタイミングを判断する必要だありません。
④ドル・コスト平均法で平均買付単価を抑えられる…ドル・コスト平均法とは、価格が日々変わる金融商品を一度に購入するのではなく、一定額ずつ分けて購入することで、平均買付単価を抑える投資方法です。価格が変動する金融商品は、価格が高いときに一気に購入すると、高値づかみをしてしまう可能性があります。積立投資ならそんな不安もありません。
⑤初心者でも低コストを長期的に運用可能…つみたてNISAで購入することができるのは、金融庁が長期・積立・分散の投資に適していると判断した金融商品のみです。価額の変動によるリスクは当然ありますが、安心な商品から選ぶことができ、非課税期間が最長20年と長く、低コストから運用可能な投資が可能になっています。初心者が始めるには最適な投資方法であると思います。
つみたてNISAのデメリット
①選べる金融商品が限定される…つみたてNISAで購入できるのは、金融庁が厳選した投資信託のみになっています。個別株などは投資することができません。
②評価損のときには税制上の恩恵は受けられない…つみたてNISAでもし損失が出た場合、通常の投資では認められているような、損益通算や繰越控除をすることができない。
③損益通算できない…商品1⃣で+100万円の運用益が出ました。同時に投資を行っていた商品2⃣で-100万円の損失が出ました。通常であればその100万円は通算されて運用利益は±0円となります。つみたてNISAでは、実際には100万円の利益を得ていないのにも関わらず、100万円に対しての税金がかかることになります。
④繰越控除できない…通常の投資であれば、損失を3年間繰り越せることができます。100万円の利益が出た場合であっても、前年の100万円の損失と通算して利益をゼロにすることができます。つみたてNISAでは、適認められていませんので適用できません。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
1年前に一般NISA口座からつみたてNISA口座へ変更しました。
4年間一般NISA口座で、株主優待投資をしていました。
株価の変動が大きく難しく感じ、つみたてNISAで積立投資をしようと思いました。
現在は、楽天証券でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を100%で保有しています。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、S&P500という米国の代表的な株価指数に連動する投資成果を目指す投資信託になります。
S&P500指数は、米国大型株の動向を表す株価指数で米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。
Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoftといった、日本人でも知っているアメリカの大手企業の株式を中心に投資されています。有名なGAFAMを中心にした投資先になります。
長期的に右肩上がりの傾向や、信託報酬の安さなどから積立投資などで人気の投資信託です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、信託報酬が安いです。信託報酬とは投資信託を運用してもらうための経費として投資信託を保有している間、支払う必要がある経費のことになります。
eMAXIS Slim米国株式の信託報酬は0.096%になります。

つみたてNISAの1年4ヶ月の実績は、評価損益+4.39%となっております。
33,000円×16か月=528,000円 →555,343円(+23,343円)
長期投資ですので、まだまだ継続は力なりですね!
まとめ
16ヶ月前からつみたてNISAで積立投資をしています。
つみたてNISAは、1ヶ月約33,333円ですが、16ヶ月なので成長はこれからかと思います。
積立投資は『継続は力なり』ということが、ご理解いただけるかと思います。
1日でも早く始めて、資産形成の成長力を実感してください。
王道の全世界株式投資や米国株式投資をおすすめします。
証券会社は、楽天証券とSBI証券のどちらかでの口座開設をおすすめします。

ここがポイント‼
《私自身は、楽天証券で米国株式投資を積立投資で行っています。満足しています。》
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント