【オール電化住宅】~クリーンエネルギー社会に対応する方法

コラム

オール電化住宅とは

オール電化住宅とは、家庭内で必要となるエネルギーを全て電気でまかなっている住宅のことです。

一般的な家庭では、お風呂や台所や暖房でガス灯油を使用している場合がほとんどかと思います。

しかし、オール電化住宅ではガス灯油を使用せず、すべて電気エネルギーで対応します。

そのため、IHクッキングヒーターやエコキュート、エアコンなどを使用することになります。

我が家は、オール電化を導入して11年になります。空気も綺麗で安全快適です。

ざっくり言うと、

火の出るものは使用していないので、火事になるリスクを下げることが出来ます。

オール電化住宅のメリット

①光熱費を節約できる…オール電化住宅では、電気代にまとめることが出来ます。まとめることで電気代は高くなりますが、オール電化割引などお得になります。ガス代はないので十分お得になると思います。

②火事になるリスクを低減できる…火を使わないため、何も燃えません。小さな子供や高齢者とお住いのご家庭は、安全性を最大限に活用できます。ただし、電気も火災を起こすことはあります。100%火災が起こらないわけではありません。

③IHクッキングヒーターのお手入れがしやすい…IHクッキングヒーターには、凹凸がないため拭きやすく清潔に保ちやすいと思います。吹きこぼれても、鍋を外してすぐ拭けます。

④電気は災害復旧が早い…水道・ガス・電気などのインフラの中で、電気の復旧が最も早いと思います。エコキュートの中には、日常的に水が貯められています。災害時に、トイレの水として活躍すると思います。

オール電化住宅のデメリット

①停電になると何も使えない…もちろん電気がなくなると、何もできなくなります。しかし、よく考えてみると、ガス給湯器を動かしているのも電気、灯油ファンヒーターを動かしているのも電気です。停電になると全ての家庭で、何も使えなくなると思っています。我が家では、太陽光発電・蓄電池システムで災害に備えています。

②導入費用が高額…我が家が導入した11年前で、100万円ほど必要でした。15年ローンのため、あと4年になります。機器の寿命も15年ほどなので、更新を考えていかなければなりません。エコキュートの更新見積もりをしましたが、50万円ほどでした。ローン完済までは現状機器で行きたいと思います。

③IHクッキングヒーターは対応調理器具しか使えない…IHクッキングヒーターは、対応の調理器具しが使えません。我が家も、鍋やフライパンなど全て変えました。土鍋もIH対応に変えました。

④エコキュートの設置場所注意…エコキュートは夜間の安い電力でお湯を作ります。夜中に活動するので、設置場所に配慮が必要になります。トラブルが発生しても、簡単に移動できません。工事が必要。

エコキュートの特徴

①給湯にかかる費用が安い…大気の熱をヒートポンプで圧縮して少ない電力でお湯を作ります。夜間の安い電力を使用してお湯を作るので給湯にかかる電気代が安くできます。

②大気の熱を使うのでエコ…再生可能な大気中の熱を使ってお湯を作りますので、環境にやさしい給湯機器です。

③電力のピークシフトに貢献…基本的に昼間の時間帯は電気を使わず、電力使用量の少ない夜間に運転するため、昼間の電力需要を夜間の時間帯に移行させるピークシフトに貢献します。

ダイキンの公式リンクを貼っておきますね。

【ダイキン】ダイキンエコキュート
ダイキンの給湯機はタッチで簡単、パワフル高圧で快適!エコキュートならダイキン。
エコキュートのメリット

①光熱費が安くなる…電気でお湯を作るのでガス代もかからなくなり、電気代が安い時間に動くので電気代も抑えられます。一般的に、お湯を作るためのランニングコストはガス給湯器と比べて1/3のコストになります。

②環境にやさしい…再生が可能な大気中の熱を使ってお湯をつくりますので、環境にやさしく地球温暖化を防ぐためにも貢献しています。

③非常時にタンク内のお湯が使える…災害時にエコキュートのタンク内にお湯が貯まっていれば、断水時にも備え付けの非常用水栓からお湯を取り出すことができます。作られたお湯は飲用不可としています。

エコキュートのデメリット

①設置するための初期費用が高い…ガス給湯器と比較して初期費用がかなり高くなります。使用中のランニングコストと設置のためのイニシャルコストを含めたトータルコストを考えることも重要です。

②お湯切れの不安がある…エコキュートは貯湯タンクに貯まっているお湯に水を混ぜて適温にしてお風呂などに給湯します。タンク内のお湯が無くなってしまうと水しか出なくなってしまいます。

③夜間の運転音が気になる…エコキュートは基本的に夜間にお湯を作ります。近隣への配慮も必要になります。

④シャワーの水圧が弱い…ガス給湯器と比較してシャワーの水圧が弱くなってしまいます。構造上。

IHクッキングヒーターの特徴

IHクッキングヒーターは、電力により加熱します。火やガスを使わないので、安全性が高く、お年寄りや子供にも安心です。また、調理後は、プレートを拭くだけなので、お手入れが簡単なことが特徴です。電気代は、4人家族で標準的な毎日調理した場合で、1ヶ月で約900円ほどのようです。

三菱電機の公式リンクを貼っておきますね。

三菱IHクッキングヒータの多彩な「びっくリング加熱」と、本格オーブン調理ができる「びっクリアオーブン」で、手軽に本格的な料理がお楽しみいただけます。ご家族みんなに満足いただけるIHです。ー | 三菱電機
三菱電機 IHクッキングヒーターのトップページです。お客様のニーズに合わせた様々なラインナップ(びっくリングIH/EURO STYLE IH/simple IH/らく楽 IH/その他 ビルトイン型/据置型)をご用意しております。はじめてのI...
IHクッキングヒーターのメリット

①フラット構造なので掃除がしやすい…平たいプレートであるため、汚れをさっと拭き取ることができ、清潔な環境を維持することができます。ただし、トッププレートと鍋が接触して調理をするため、使用するにつれて天板が黒ずんできたり、傷ついたりすることもあるので、注意も必要です。

②部屋が暑くなりにくく夏場は快適…火を使わないため、熱気が部屋に充満しにくく、夏でも快適に調理をすることができます。

③小さい子供や高齢者がいる場合は安心…火を使わないことで安全性が高く、小さい子供や高齢者がいるご家庭でも、危険を回避することができます。

IHクッキングヒーターのデメリット

①鍋やフライパンはIH対応のものしか選べない…IHは電磁調理器でプレートが平面なので、使用できる調理器具が限定されます。

②ヒーターの上に手を置いてしまい火傷をする可能性がある…火が出ないので、パネルを素手で触ってしまい火傷をしてしまう可能性があります。

③焦げ目をつける料理や直火を必要とする料理には不向き…プレートと調理器具が接していないと、熱が伝わらない仕組みになっています。鍋を振って調理する料理は難しく、炙ったりすることもできません。

まとめ

我が家では、小さい子供と高齢者の同居家庭のため、11年前にオール電化住宅を導入しました。

今まで使用してきて、特に問題なく快適に暮らしてきました。

100万円を15年で返済します。1ヶ月7,000円ほどの返済です。

電気代は高くなりましたが、電気+ガスの時代から考えると7,000円分は十分コストダウン出来ていると思います。プラス安全と快適をてにいれました。

今なら、80万円以下でできるんではないかと思います。訪問販売には気を付けましょう。

タイミングよく訪問販売が来たので、契約をしてしましました。120万円でした。

友人の工務店に聞いたら、80万円ほどでできると言われました。

契約業者に電話をして、クーリングオフすることを伝えましたが、

間を取って100万円にするので解約しないで欲しいと言われました。

今回は勉強だと思い、再契約しました。いろいろ大変でした。

その時の反省から、訪問販売では、絶対契約しません

工事当日、施工工事を見ていましたが、とても丁寧で良い工事業者でした。

それが救いです。今でも水漏れもなく満足しています。

クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

国民生活センターの公式リンクを貼っておきますね。

クーリング・オフ(テーマ別特集)_国民生活センター

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント